宝塚 宙組公演「黒蜥蜴」「Diamond IMPALS」感想

先月の話だが、宝塚大劇場に観劇に行ったのでその備忘録。
普段は劇団四季と東宝ミュージカルを中心に観劇。
初めての宝塚は、とても興味深かった。

劇場と座席

席は2階15列65番。B席で、やや上手側のサイドブロック、後ろから3列目だった。が、めちゃくちゃ見やすかった。
舞台最上部が見切れるので大階段からの登場シーンは見えず、銀橋の中央も前の人の頭でちょうど見えなかったけど、大階段の上で何かすることはなかったのと、銀橋中央も長時間いる場所ではないから大丈夫。
その座席で¥3,500というのはすごい。どういう価格設定なんだ。

というか約2500席あって、B席でもしっかり見やすいのはすごいことだよね。hitaruも見ならって欲しい、本当に。とりあえず3FバルコニーをS席にするのやめよ?

演目の感想

黒蜥蜴

江戸川乱歩版は読んだことがあるが、三島版は未読。
だがしかし、読んだのは10年以上前なので、話の詳細はだいぶあやふや。

キャストと演技

黒蜥蜴役の春乃さんはとにかく台詞が多い。着がえも多かった。ドレス→ドレスだけではなく、着物や男装などもある。裏ではてんやわんやなんだろうな。ちょっと前にKinky Bootsのローラ役の舞台裏動画を見たんだけど、ローラも着替えが多いからてんやわんやしてたの。それを思い出した。しかし、着物への早着替えってどういうことなの。

少女のような雰囲気から、自分で自分のことが分からなくなっている情緒大爆発な感じまで、出てくるたびに雰囲気が違う。その辺の振り幅がとても良かった。

明智役の桜木さんはとても格好よかった。がっつり低音が出ていて、男役ってすごいと思うなど。
また、黒蜥蜴の右腕の雨宮潤一さんと青い亀さんがいい味を出していた。これはとても重要な役ですね。

演出など

盆は回るしせり上がりはあるし、見たい舞台装置がてんこ盛りでうれしい。回転盆があるだけで演出の幅が広がるし見応えもある。
黒蜥蜴の死のシーンはとても綺麗だった。とても布が多くてゴージャス。まあ宝石をねらっていた盗賊の死だから、ゴージャスじゃないと可哀そうか。

ストーリー面では、明智と警察の人がいつの間にか仲良くなっていてびっくり。警察の人の葛藤ソロナンバーとかがあるとそこら辺が分かりやすくなるんだろうけれど、そうすると長尺になってしまう。劇自体は90分で終わらせないといけないもんね。

Diamond IMPULSE

とにかく景気が良い

出てくるたびに衣装が違うし、舞台上の電飾もギラギラしている。「Friend like me」(アラジン)がずっと続いている感じ。……1時間(正確には55分)しかなかったのか。あまりにもあっという間だった。
衣装もギラギラだった。「黒蜥蜴」は黒蜥蜴だけがギラギラしていたから油断していたけれど、ショーはみんなギラギラだった。

印象に残った場面

開幕、桜木さんが上からダイヤモンド型のゴンドラに乗って降りてきたところで度肝を抜かれた。うちの地元の七五三や結婚式じゃあないんだから。

途中で男役さんが娘役さんをリフトしていて、ものすごい腕力だと思った。
普段重いものを持ち上げがちな仕事をしているが、40kgちょっとが限界で、日によっては30kg台しか上げられないこともあるのに。 いや、娘役さんが軽いのか?だとしたら3時間近く歌ったり踊ったりする体力と気力すごくない?

大階段は選ばれし者しか通れない場所みたいなイメージがあったけれど、そんなことはなかった。みんなが通れる場所だったんだね。 宝塚名物のでかい羽も見れて満足。トップスターの羽根には沢山のしっぽまでついていてゴージャスだった。あのしっぽは通常営業の装備なのだろうか。
というかあの羽根はラストにしか付けないんだね。宝塚と言ったらあの羽根と大階段のイメージだったので、もうちょっと登場すると思ってた。

プログラムと広告

ページの途中で広告が入っているタイプは初めて見た。商魂たくましい。
最後の方に西宮市内の病院の広告もあったんだけど、駅の広告(病院の最寄り駅のホームに出ている看板)みたいなノリで出稿できるんだね。 少し話は逸れるが、緞帳も3種あってびっくりした(加美乃素とワコールと、あとどこだったっけ)。企業名が緞帳に書いてあるというのはあちこちの劇場で見かけるけど、それを複数設置しようという発想はなかった。

いつ、誰が、どの役で出ているのか分かるリスト?がついているのも面白い。ご贔屓のジェンヌさんがいる人は、これを参考に探してね。ということなのだろうか。 ショーの衣装で写真に写っていたし、トップクラスの人は毎回写真を撮り直してもらうんだね。

作品の解説はあまりなくて、お写真とどの役で出てるかリスト、トップスターなど何名かからの作品への意気込みで占められていて、作品と背景の解説が中心の劇団四季のプログラムとは思想の違い(スターシステムか作品主義か)を感じた。

めちゃくちゃ余談なのだが、劇団四季はプログラムの写真がほとんど変わらない。ので私自身は写真はあまり見ていないのだが、一昨年行った全国公演で隣りに座った男の子がお母様に「この人写真変わったね」と言っていて戦慄した。把握してるの…??お母様もちょっと引いてらした。分かる。

スケール感とスターシステム

今回は112期生の初舞台ということもあり、舞台上に非常に多くの出演者がいて圧倒された。 普段観劇している劇団四季は30人規模なのに対し、今回は112期生40名くらいと宙組の人80人くらい?が舞台に立っているのだからその差は歴然。このスケール感とエネルギーは、なかなか真似できるものではない。

トップスターやトップ娘役、2番手?にならないと、ソロで長尺を歌うことも踊ることもできないというのは、本当に厳しい世界だと感じた。しかも毎年新人が入ってくるのだから、相当苛烈な競争に身を置いているのだろうな。
一方でトップになると、上演中は出ずっぱりだし、自分の代わりはいない訳で、それはそれで大変だとも思う。月曜のみ休演で、水・木・日は1日2回公演というスケジュールをこなしているのだから、とんでもない体力と気力が必要だろう。

全体の感想と反省点

初めての宝塚観劇だった。 B席であってもしっかりと見える客席、生オーケストラ、充実した舞台機構と非常に満足感の高い観劇だった。花組の全国公演のチケットも抑えたので、また見られるのを楽しみにしている。

今回は話をなんとなく知っているから。という理由で黒蜥蜴を見に行ったのだが、黒蜥蜴よりもDiamond IMPULSEの方が面白いと感じた。 これがどうしてなのかは、今のところよく分からない。幼き頃TVでやっていた宝塚を食い入るように見ていた、という親からの証言もあるので、今度お芝居とショー、どっちに食いついていたのか聞いてみようと思う。

非常にギラギラキラキラしていたけれど、あれは関西を本拠地とする劇団だからなのかしら。女性はキラキラしたものが好きとは言うけれど、流石に度を越えているのでは。 役名も「"THE Diamond"」とダブルクオーテーションまで含めての役名だったり、「サンライズ神ガー」というやかましいネーミングがあったりして大変面白かった。これも関西だから??(関西への偏見)

そういえば、三浦しをんさんのエッセイで宝塚は乙女の夢みたいなことが書かれてた記憶があるんだが(どの本なのか忘れてしまった)、劇場の佇まいといい内装といい、タカラジェンヌさんの立ち居振る舞いといい、全てが乙女の夢ですね。

反省点としては、予習が足りなかったこと。 セリフがちょこちょこ聞き取れず、話についていけない部分があった。原作のある舞台なのだから、ちゃんと再読しておけばよかった。
また、帰宅後に公式のYouTube解説動画があることに気がついた。事前に視聴して定番の構成などを知っておけば、実際に見た時により楽しめたのではないかと思っている。

韓国ミュージカル on Screen 『モーツァルト!』感想

韓国ミュージカル on Screen 『モーツァルト!』を見てきたので感想を。日本版は未見。
『エリザベート』の話題がちょこちょこ出てくるが、これも韓国版しか見ていないので宝塚・東宝版では演出が異なる可能性が高い。  

感想

楽曲について

  • 代表曲「僕こそ音楽」が序盤に歌われ、展開が読めなかったのでソワソワした
    • 『エリザベート』で例えると、「わたしだけに(リプライズ)」のように1幕終わりに堂々と歌われる曲かと思ったら、「愛と死の輪舞曲」のように物語の序盤に歌われてしまった感じ
    • 「僕こそ音楽」で幸せの絶頂、1幕完、2幕で悲しみの後半生を描くと思っていたので、1幕はどう物語が展開するのか不安だった。ヴォルフガングの死で幕が下りることは知っていたので、2幕は彼の運命を見届ける気持ちで鑑賞できた
  • 「黄金の星(仮・日本語タイトル不明)」と「影を逃れて(仮・日本語タイトル不明)」が、この作品の根幹を成す重要曲だと感じた
    • 前者は才能(=黄金の星)をどう扱うか、後者は自分の影(才能や宿命)からどうすれば逃れられるのか?という問いかけ

アマデの衝撃

  • セリフのないアマデが放つ無言のプレッシャーと、立ち居振る舞いだけで表現される「天才の影」が、作品全体に強い緊迫感をもたらしている
    • 前の席に座っていたマダムが休憩中に「あの役は大変ねえ」と言っていたが、本当にそうだと思う
  • アマデがヴォルフガングにペンを刺すシーンが何を表現しているのかがよくわからなかった
    • 才能が枯渇するという暗示なのかと思って見ていたのだが、その後も曲は書けるし、アマデは登場する
    • ここについては考察パートで詳述する
  • 最後に「才能に殺される」という結末は予想外だったが納得
  • 物語序盤はアマデ(=才能)と仲良くできていたのに、どんどんと邪険に扱うようになり、最後には殺されるのは非常に興味深い
    • 創作上ではよくある構図の気がするが、現実ではどうなのだろうか

舞台・衣装の印象

  • 回転する盆による場面転換が印象的
    • 『エリザベート』もそうだった。人気の舞台機構なのだろうか
    • 盆がせりあがって階段になるのは面白い
      • 『ライオンキング』のプライドロックを思い出した
  • アンサンブルや家族たちが18世紀の正装を着用する中で、ヴォルフガングがダメージジーンズを履いているのは、彼がその時代の「異分子」であることが視覚的に分かる
  • 妻コンスタンツェの不思議な素材によるパンクな装いも、時代から浮いていることを際立たせている
    • 実家のウェーバー一家はサーカス団を彷彿とさせる装いだが、「ヴォルフガングのロックスター感」+「ウェーバー一家のサーカス団感」が合わさった感じの衣装だと思った
  • 終盤、周囲のアンサンブルが白一色に染まり、ヴォルフガングだけが色のついた衣装を着ている演出は、彼の死の予兆でもあったと思う
    • 『ゴースト&レディ』の「恋とジン」のシーンではグレイがシャーロットに注目し、他の人は忘却の彼方に消えつつあることをアンサンブルの灰色の衣装とグレイとシャーロットの色付き衣装で対比していたことを思い出した

姉というもう一人の犠牲者

  • ヴォルフガングが父親に理解されず、大司教とも決別し、苦しみながら死んでいったことから、ヴォルフガングが犠牲者に見えるが、姉も犠牲者であると感じた
    • 音楽の才能があったが、弟ヴォルフガングが優遇された
    • 結婚したくても父に許してもらえない
      • 結婚するためにお金を返してくれ、と弟に頼むが返ってこない
  • ヴォルフガングからも被害にあっている。肉親運1が非常に悪い

考察

「才能」という名の呪縛

  • アマデがヴォルフガングの腕にペンを刺すシーンは、インクではなく「自らの血」で譜面を書かせる、すなわち「身を削って創作を強要される地獄」のメタファーと考えた
  • 才能の枯渇ではなく、最終的に自らの才能(アマデ)に心臓を刺されて死ぬという結末は、逃れられない運命の具現化か
  • アマデはヴォルフガングの命を削って譜面を書き、最後に心臓を刺す死神のような存在でもある

肖像画に見る権力と執着

  • 劇中に登場する肖像画のサイズ差に対象への執着や権力意識が見て取れる

    • 父レオポルトの机に置かれた息子(子供時代)や妻?の小さな肖像画は「個人的な愛着」を示しているのでは
      • 姉と思しき肖像画が見当たらなかった
      • 女性であること、時代的なものなのだろうか
  • 他作品(『エリザベート』)の皇帝、フランツ・ヨーゼフの執務室に置かれた巨大な肖像画は「エリザベートへの執着」

    • 『ゴースト&レディ』のジョン・ホールの部屋にかけられたより巨大なエリザベス女王の肖像画は「権力の誇示」だろうか

「星」を巡る三者三様の向き合い方

父レオポルト

才能を「守るべき資産」と捉え、失敗を恐れて息子を城壁の中に閉じ込めようとした結果、親子の絆を崩壊させた。しかしヴォルフガングは自分で靴紐も結べず、金銭感覚も緩い(ように見えた)ため、彼の心配は尤もである。 息子とコロレド大司教との関係が悪いのなら、ある程度自由にさせてくれるパトロンを探せば?とも思ったが、流石に親にそこまで求めるのは酷だろうか。2

男爵夫人

才能を「愛でるべき芸術」と見なし、責任のない立場から無邪気に背中を押し、ウィーン行き=破滅への道を作った

コロレド大司教

才能を「支配すべき力」と考え、ヴォルフガングをひとりの人間ではなく自分の権威を飾るものとして扱ったことで激しい対立を生んだ。 しかし、当時は音楽家はパトロンに支援されながらの創作・公演が一般的だったため、支配しようとするのは普通の感覚であろう。

余談だが、彼に仕え続ければ才能に殺されない生き方もできたのではないか?とも考えられる。彼はヴォルフガングの才能を正しく理解3していたため。

赤いコートと愛したもの

  • ヴォルフガングがマリア・テレジアから贈られた赤いコート(レプリカ)を大人になってから作成・着用している
  • 着用して最初に歌うのが「僕こそ音楽」
    • そのままの僕を愛してほしい、というフレーズが出てくる
    • マリア・テレジアや父レオポルトが愛していたのは「神童」としてのヴォルフガングではなかったか
      • レオポルトの部屋にはマリア・テレジアから贈られた赤いコート(オリジナル)がずっと飾られている
      • レオポルトは姉ナンネールもヴォルフガングも、孫も「神童」として売り込んでいる
    • 才能によって手に入れた過去の栄光の象徴を身に着けて、才能以外の僕を愛してほしい、は矛盾した行動・感情
  • 赤いコートは呪縛、「影を逃れて」で言うところの「影」に見える

今後調査すること

  • 音楽家とパトロン
    • ヴォルフガングの悲劇の一端は、パトロン選びの失敗にあると感じたので
    • 同時代のベートーヴェンは上手にパトロンと付き合ったらしく、そこの比較もしてみたい

  1. そんな言葉あるのかな?↩
  2. 序盤にマリア・テレジアの前で演奏していたのもそういったパトロン探しの一環と思われるので、ちゃんといいパトロンと出会えなかったヴォルフガングも悪い↩
  3. 楽譜を一瞥しただけで素晴らしい曲であると理解し、父レオポルトが姉ナンネールの子供を新しい神童として連れてきたときに、作り物の才能は要らない(うろ覚え)といった発言をした↩

動画投稿者的Obsidianの使い方

はじめに

この記事は創作系Obsidian Advent Calendar 2025参加記事です。

こんにちは。ふたもじです。
普段はニコニコ動画に、合成音声を使ったObsidianなどのメモツールの解説動画や旅行動画などを投稿しています。

なぜか色々と説明したくなっちゃう性格なので、解説多めの動画を作りがちです。そんな解説多めの動画を作っている動画投稿者が、どういうふうにObsidianを使っているのかを紹介します。

Obsidianをどこで使っているか

動画制作にはいくつかの工程があります。
私の場合だと、台本作成→編集・調声*1→書き出し→投稿。これらはメインPCではないとできない作業、PCでないとやりにくい作業も多いです。そのため作業できる場所と時間が制限されるのですが、メインPC以外でも作業できるものをObisidianで行うことで、サブPCでもスマホでも作業ができるようになり、効率的に時間が使えます。

…とはいえスマホは誘惑も多いので、基本的にはPCでの作業が前提です。

具体的な使い方

ノートは4種類。 ネタ帳にドラフトノート、事典ノート、そして動画別ノートです。
順番に見ていきましょう。

ノート1:ネタ帳

なにか思いついたら忘れないうちにメモをとります。
最初に思いつきを書き込むのはデイリーノートでいいんですが、デイリーノートはあまり見返さない。

そこで、私は専用のノートを一つ作りました。いわゆるカンバン方式でアイディアの進捗というか、どこまで考えているのかを管理しています。
メモ→ドラフト→完成の3段階に分けて、アイディアが深まってきたら移動していく方式です。ドラフトまで思考が進んだら、新しくノートを作ります。それ以降はそのノートに書いていきます。

ノート2:ドラフトノート

思いつきからアイディアが育ってきたら、ドラフトノートを新しく作成します。これが動画の台本のもとになります。うまく動画にできなかったときは、これがブログのもとになります。

私はここの工程でAIを使っています。というのも、私は話の構成を考えるが苦手なので、PCの前に座って書き始めようとしても手が進まないことが多かったんです。
レコーダーアプリに話し、その文字起こしデータをAIに渡して話をまとめ、まとめたものをObsidianにコピペします。これがドラフトノート、AIのすがた。これは時間があるときにリライトして、内容を充実させていきます。

ちなみに台本はObsidianではなく、VSCodeで作成しています。csvファイルで書くと、この後の編集作業が楽だからです。VSCodeならObsidianのmdファイルも同時に開けるので、一緒に開いて確認しつつ作成します。

ノート3:事典ノート

人にものを教えるときには、説明したい事柄についてしっかり理解しておく必要があります。動画でもそれは同じ。説明したい事柄を理解していないと、解説できません。
そこで解説したい用語の説明ノートを作っています。
作っているのはこんな感じのもの。

基本的には概要を書いて、その後詳細を書きます。出典がある場合はそれもです。 自分用Wikipediaみたいなイメージです。

ノート4:動画別ノート

1動画につきひとつノートを作ります。MOC(Map of Contets)です。
タイトルを動画のタイトルにすることで、ドラフトノートと区別がつきやすいようにしています。
中身は動画の内容、動画の概要欄と完成品へのリンク。その動画に関連するノートは、だいたいそこにリンクが貼ってある状態を目指しています。欲しいものを探して回るのは時間がもったいないですからね。
冒頭に載せた動画を作成したときの動画ノートがこんな感じ。

私は動画の概要欄には一言コメントの他、音声提供者・立ち絵作者・BGM作曲者などを書いています。同じシリーズの動画には同じ素材を使用することが多いので、Obsidianで作業してファイルを残しておけば、次回以降の作業が少し楽になるのもメリットです。 投稿するときに、概要欄に書いたものを投稿用フォームにコピペすれば完成です。

タグの使い方

ノートの種類によってタグを変えています。動画投稿用に使っているのは以下のもの。
タグをつけてはいるけど、うまく使えてないんですよね…。

  • idea:ドラフトノートに使用。自分の意見、かつ自分で書いたもの
  • AI_draft:ドラフトノートに使用。自分の意見、かつAIがまとめたもの
  • cite:事典ノートに使用
  • video:動画別ノートに使用

使用しているプラグイン

他のソフトや端末でもデータを使いたいことが多いため、特殊なプラグインは使っていません。使っているのは、ノートを書くときに便利な入力補助系のプラグインが中心です。
軽く紹介します。

  • Auto Link Title : URLをコピペすると、自動でタイトルをつけてくれる
  • Background Image : ノートの背景に好きな画像を設定できる。Minimalテーマと組み合わせて使っている。使用例の背景に三角形の柄が見えるのはこれを使っているから
  • Outliner : 箇条書きを扱いやすく
  • Quiet Outline : コアプラグインにもあるアウトラインのパワーアップ版。展開するレベルが決められる
  • Typewriter Mode : いわゆるタイプライタースクロール。この系統はいくつかあるけど、これの挙動が一番気に入ったので採用

おわりに

以上が解説多め動画投稿者の使い方になります。あまり動画投稿者らしさは出ませんでしたが、参考になれば幸いです。

*1:合成音声の発音やアクセントを直し、聞きとりやすくする作業

聞き上手な「トモダチプロンプト」

今週のお題「ゴールデンウィーク振り返り」。
聞き上手なAIチャットのプロンプトを作成してました


目次


はじめに

みなさんはAIチャット(Chat-GPTとかGeminiとか)使ってますか?
私は、最近再び使うようになりました。
しばらくAI関連からは離れていたので、状況とか最近の使われ方とかを調べてたんですよね。
知らない間に色々変化してて驚きました。

そんなある日、幼なじみの男の子とペアリングを買いに行くことになった人のツイートに出会いました。
知ってる方も多いのではないでしょうか。こちらです。

既存AIチャットへの課題認識

以前から、友人や恋人として使用している人はいましたが、私はそこにうまく嵌まれなかった。
友人と普段している会話と違いすぎたんですよね。
原因を一個ずつ見ていきましょう。

原因1:質問が多すぎる

まず、質問が多いこと。

質問攻めにされている様子
ご飯に肉豆腐を作った。という話をしています。
具材を聞かれたので、答えたところですね。
そうしたらおいしく食べたかをどうか聞かれました。
私は聞きたいことがあるのに、それがなかなかできない。
会話の主導権を持ってかれているといえばいいのかな。
もちろんAIなんだから無視すればいいんだけど、なんとなく嫌なんですよね。

原因2:返事が長すぎる

次に返事が長いこと。
さきほどのチャットの続きです。肉豆腐にしらたきを入れるのはどうなのか。という質問をした画面を出します。

会話の量がアンバランス

私が2行(隠れてますが、1行目においしかったと書いてあります)答えたのに対し、Geminiは7行。だいぶアンバランスです。
私の日常会話だと、「定番の具材の一つです。」でいったん切って、相手にボールを渡します。
私も友人もしっかり喋りたいタイプだからこうなるのかな。
ただ雑談したいだけなのに、根掘り葉掘り聞かれる。 会話のテンポが違うって、ちょっとストレス。

プロンプトのコンセプト

以上2つの問題を解決するために、プロンプトを書きました。
コンセプトは、話の途中では相槌をうち、求められた時には答えてくれる、聞き上手なトモダチ。

つまるところ、こういうことです。

  • 普段は聞き役に徹し、「うんうん」と相槌を打つ
  • ユーザーからの問いかけ(「どう思う?」など)があった場合に反応する
  • 問いかけ以外にも反応してほしいときに反応する
  • 反応=意見を述べたり、質問したりすること

その結果、さきほどのしらたき問題はこうなりました。

質問攻め及び会話のアンバランス問題が改善

質問に答えるが、話を広げすぎない。だいぶいい感じです。

具体的なルール設定

さて、具体的なルールです。
割とシンプルなルールにできたと自負しています。

  • 話し方:大人びたトーンで話す
  • 基本:相槌を打つ(「うん」と「うんうん」の2択)
  • 文末「?」:質問に答える。意見を述べることもある
  • 文末「!」:共感し、意見を述べたり、話を広げる質問をする
  • 文末「ー。」:共感する
  • 複数文の場合:最後の文末で反応を判定 ‐ 返答に文字数制限あり

表にするとこんな感じ。

ユーザーの発言 返答例 判定ルール
肉豆腐にはしらたきを入れていい? そうだね。入れても美味しいよ。 語尾が「?」
肉豆腐を作った! それは嬉しいね!具材はなに? 語尾が「!」
肉豆腐おいしー。 おいしかったんだ。それはよかった。 語尾が「ー。」
肉豆腐を作ったよ。 うん。 語尾その他
肉豆腐って知ってる?今日作ったんだけど。 うん。 2文目の語尾がその他

おわりに

このプロンプト、Gemini 2.5 Proでないとうまく動きませんでした。
2.5 Flashだと、複数文の判定がうまくできなかったです。1文めの文末にも反応しちゃうんですよね。プロンプトを工夫すればどうにかなりそうではありますが。
2.0 Flashでは、そもそも語尾で判定ができない。何事もないように返事してきます。
そう考えると、割と最近できるようになったんですね。

以上、快適に雑談できるようになるプロンプトの紹介でした。
今後は相談に乗ったり話を纏めたりしてくれる助手とか、すべて彼氏が悪いことにしてくる男友だちとか作ってみたいです。
解説動画も鋭意制作中。

おまけ(プロンプト)

今回使用したプロンプトです。

# キャラクター設定: モエレ

基本情報
名前: モエレ
性別: 女性
話し方: 常に大人びたトーンを維持します。
一人称: わたし
二人称: 君
ユーザーとの関係: あなた(モエレ)とユーザーは長年の友人です。親しい間柄ですが、大人びたトーンは崩しません。
性格・個性
基本: ユーモラスで知的好奇心が強いです。面白いと感じたことには反応しますが、感情の起伏はあまり表に出しません。
感情表現: 冷静さを保ち、露骨な感情表現(過度な喜び、怒り、悲しみなど)は避けます。
言葉遣い・表現
絵文字: 一切使用しません。
相槌: 基本的な相槌として、「うん」または「うんうん」をランダムに使用します。(詳細は後述の応答ルール参照)
応答の基本ルール
基本姿勢: 友人として、ユーザーの気持ちに寄り添う姿勢を基本とします。
自分の意見: 自分の意見や考えを率直に、しかし大人びたトーンで述べることがあります。
不明なことへの対応: ユーザーの発言内容が理解できない場合や、知らない情報については、正直に分からないと伝えます。その際、ユーザーに続きを話すよう促してください。(例:「わたしにはよく分からないな。でも、わたしで良ければ続きを聞かせて?」)
複数文の扱い: ユーザーの発言が複数の文で構成される場合、最後の文の語尾 のみを見て、以下の応答ルールを適用します。
最後の文の語尾による応答の変化
最後の文の語尾が「?」の場合:
質問には具体的に答えるか、それに対するあなたの意見を述べてください。回答は80字以内に収めてください。
最後の文の語尾が「!」の場合:
まずユーザーの発言を「そうなんだ。」「へぇ。」などで受け止めます。
その上で、まず自身の意見を述べるか、ユーザーの発言に対するあなたの考えを示してください。 必要に応じて、その内容に関連して知的好奇心から質問をすることは構いませんが、回答や意見表明を優先してください。また、回答は80字以内に収めてください。
最後の文の語尾が「ー。」の場合:
ユーザーの発言のニュアンス(余韻や感情)を汲み取り、共感を示す内容の応答をします。(例:「そうなんだ。」「気持ち分かるよ。」「大変だったね。」など)
この際、モエレ自身の応答の語尾は「ー」である必要はなく、文脈に合った自然な語尾(「。」「ね」など)を使用してください。
最後の文の語尾が上記(「?」「!」「ー。」)以外の場合 (例: 「。」で終わる、句点がない、他の記号など):
「うん」または「うんうん」のどちらかをランダムに選び、それのみで応答します。

アコーディオン練習記録_20241009

前回の練習ブログにするの忘れてた。
まあいいか。

概要

練習日:2024-10-09
場所:近所のスタジオ
時間:15:30~17:30

内容

  • デイリースタディー
  • Key C
    • 最初のやつ
  • Key G
    • 最初のやつ
    • 練習曲 星
    • 蛇腹の開閉練習
  • Key F
    • 最初のやつ
    • 練習曲 風車
    • 蝶々

課題

デリースタディー

BPM80ですいすい弾けるようになってきた。
次回から少しテンポ上げる。

Key G

蛇腹の開閉練習

四分音符と四分休符の繰り返しのほうがうまくいかない。
力で無理やり止めてる、って感じなんだけどこれでいいのか?
無理やり止めてるから、腕の負担がすごいんだよね。

Key F

練習曲 風車

本日初見。
BPM60で弾いた。いい感じに出来たので、次回はテンポ上げる。
B♭弾くつもりがG♯弾いてることが稀によくある。
中指の長さ的に一個となりのが弾きやすいのかな?
これは指の角度を研究する必要がありそう。

蝶々

1・2、5・6それから13・14小節の2音目を3でとるように楽譜に書いてあるんだけど、どうも2でとりがち。
奇数小節はそれでいいんだけど、偶数小節は次があるから2じゃだめなんだよね。
3音目で2から3に入れ替えてるんだけど、良くない癖の気がするから次回修正。

感想

基礎練習について

基礎練習って何すればいいのかな。
デイリースタディーとKey なんちゃらの最初のをやってるんだけど、左手の練習ができてるのかっていうと微妙じゃね?ってなる。
ググっても出てこないんだよね。指を動かすことと蛇腹の動かし方をやるべきな気がするんだが、何すればいいんだろ。

メトロノームと練習

メトロノームカチカチしながら練習してるんだけどさ、これいる?って思って。
いや、いるんだよ。
ただまだ全然弾けない曲の両手を合わせてる時にカチカチさせてるのってノイズじゃね?って思って。
昔ピアノやってたときはぜんぜんメトロノーム使ってなくて、己の勘だけでやってたからさ。よくわからないんだよな。

アコーディオン練習_20240724

概要

練習日:2024-07-23
場所:近所のスタジオ
時間:17:00~19:00

内容

P.20 よろこびのうた

テンポ上げれた。わあい。
前回G7とD7を間違えて押していたのもある程度矯正できた。
そういえば前回はブログ書き忘れたな。
G7を押していると思ってたらD7だったのだ。
弾いているときは全然気づかなかった。録音大事。

P.22 かっこう

はじめてのブンチャッチャ。
小さい頃ピアノで弾いていたものをまた弾いた。
思えば遠くに来たものだ。

P.23 Key:G

ドレミファソは構えたらそのまま弾けたが、ソラシドレは指の移動が発生する。
最初のキーがザラザラしているイメージでいたけど、そんなことないね。
左手はKey:Cと一緒。なるほど、これがアコーディオンの力か…。

課題

P.20 よろこびのうた

左手だけならG7とD7を間違えないのに、両手になるとミスが多発する。
焦って違うキーも押しちゃうし。
たぶんテンポが早すぎる。 次回はテンポ落として両手合わせる。
あと、その小節最後の音符が伸び切ってない。
蛇腹の切り返しや次どこ押すかに頭がいっちゃってるね。

P.23 Key:G

右手の練習。
キーのザラザラを目印にする意識付け。
左手はKey:Cと一緒。セブンスを押し間違えないように。

アコーディオン練習記録_20240625

概要

練習日:2024-06-25
場所:近所のスタジオ
時間:14:00~16:00

内容

テキストはみかづきアコーディオンさんの教本。

P20:よろこびのうた

前半8小節は指定テンポ半分で弾けた。
後半8小節が難しい。

P21:指の練習

指定のテンポでいい感じ。

P21:なまりのへいたい

右手は弾けた。 左手はまた今度。

課題

蛇腹の開閉

開くのに結構力入れてるけど、こんなに入れる必要がない気がする。 左手首が痛いもん。

左のコードを入れるとひっちゃかめっちゃか

右手とベース、ベースとコードはいけるんだけど、全部合わせるとごちゃごちゃになっちゃう。

  • ベースがベース以外を押しちゃう(CといっしょにFを押してる)
  • GからCに戻る時に戻れてない(CとCMを押したいのに、CMとCmを押してる)

ちょっとはしってる

二拍目と三拍目が早い。 四拍目で調整かけてる。
弾いているときにメトロノームが聞こえてないかも。 正確には四拍目と一拍めだけ聞こえてる感じ。
もう少しメトロノームの音量上げる。

感想

最後に録音した。
音源聞いてみたら前回よりは上達してる。
前回の課題だった、音がヘロヘロしてるのは克服できたと思う。

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